東洋医学と心の働き~神・礼・喜

五行の火の性質

五行の火は、

広げる、成長といった性質をもっています。

 

五臓の火に属するのは心です。

心火の心の働きである神・礼・喜について、

みていきます。

 

 

心に蔵される神は、意識活動の中枢であり、

五官(目・舌・口・鼻・耳)の感覚器官を主(つかさど)っており、

神の虚はすなわち死を意味するため、

 

経絡治療では

心虚証は基本的に存在しないとされています。

 

神は君主として、五臓を統制するため、

広く全体を見ており、

その思考パターンも、

俯瞰するようなイメージでしょうか。

 

五常の礼は、

文字通り、礼儀正しさを表します。

 

 

礼儀正しさは、社会的秩序を守るとか、

全体の規範となるような行動パターンをとります。

 

喜は、五志の中でもポジティブな感情です。

喜べば、神の陽気が経脈に出て、

身体を活性化させます。

 

喜べば心を傷(やぶ)るとなっていますが、

神が虚すような

笑い死ぬほどの感情でない限り、

大いに笑って暮らしたいものです。

 

心火タイプの人は

心火体質の人は、

規律や礼儀を重んじ、

常に全体を意識しています。

 

 

ただ一旦、規律が乱れると

ものすごい勢いで怒ったりします。

 

これは、神の陽気が

経脈の滞りによって、

発散できないことが原因と考えています。

 

神の陽気は強烈なので、

常に腎水からの冷却が必要になっています。

 

苦みのある食べ物は、

陽気を冷ます作用があり、

心火タイプの人は積極的に摂って、

 

笑いによる発散と共に

心火が高ぶりすぎないようにしたいものです。

 

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