東洋医学と心の働き〜精志・智・恐驚

五行の水の性質

五行の水は、固めるとか納めるという性質があります。

五臓の水に属するのは、腎です。

 

 

腎水の心の働きである、精志・智・恐驚についてみていきます。

 

精志

腎に蔵される精には、

先天の精と後天の精があります。

 

先天の精は両親から受け継いでいくものであり、

三焦の元気の要素となりますが、

 

受け継いだものには、限りがあるため、

飲食物から得た後天の精にょって補充されでいます。

 

精の思考パターンは、より深く、精密です、

深く掘り下げるといった研究思考でしょうか。

 

また、腎は記憶との関係が深く、

現代医学でも、腎不全患者には認知症の発症率が高いようです。

 

年齢を重ねていくと、腎精が衰えるので、

物忘れなどが多くなるのと同じですね。

 

 

感情は過去の記憶と照らし合わせ、

瞬時に身体の反応として出てくるものであるため、

 

感情と記憶には密接な関係があります。

 

これは脳の機能においても、

記憶と感情は大脳辺縁系が司っていることからもわかります。

 

これは全くの私見なのですが、

精志の志は五志の志と同様、

 

感情を意味しており、

腎には感情の記憶が納められているのかなとも、考えています。

 

五常の智は

人をより深く知りたいという気持ちが行動に現れます。

 

ただ、不特定多数ではなく、

限られた人に対しての行動です。

 

 

恐驚

五志の恐驚は、

精を気に変化させ、

経脈に、固める作用を持った気を多くします。

 

恐怖や驚きで体が固まったりしますよね。

 

恐れも人間が生存していくためには、

必要な感情ですが、

 

あまり怖がってばかりいると、

腎精を消耗させ、

老化を早めることになりそうですね。

 

 

腎水タイプの人は

知的好奇心旺盛な、

研究者タイプです。

 

ただ周りのことにはあまり気を使わないため、

ぶっきらぼうに見えたりします。

 

何かに没頭するのもいいですが、

たまには視点を変えてみることも必要ですね。

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