痛くない鍼
鍼というと
「痛そうだな」
と思われがちですが
当院で行っている脉診流経絡治療では、
鍼を深く刺すことはほとんど無く、
痛みを感じることはまずありません。
なぜ深く刺さないのか?
それは西洋医学的な鍼が、
鍼を刺激の道具として使うのに対し、
脉診流経絡治療では鍼を
「気の調整」
をするための道具として使うためです。
皮膚のごく浅い所を流れる
「気」を調整するために
鍼の材質や形状を患者様の身体に合わせて使い分けます。
鍼の先が尖っていない
「刺さない鍼」
も小児や敏感な患者様には使っています。
熱くないお灸
お仕置きをすることを
「お灸をすえる」
などといいますが、
これは熱さに耐えることが転じて
このような言い回しになったようですが、
お灸は熱いから効くわけではありません。
お灸の効果は
もぐさがゆっくり燃焼することによる
遠赤外線が身体の深部に達することで
効果を発揮します。
ですのでお灸の熱さを我慢する必要は全くありません。
少しでも熱いと感じるようでしたら、
すぐに外しますので
火傷をするようなことはありません。
安心してお灸を受けていただけます。