小児はりとは
小児の脳は発達段階にあり、
皮膚の外的刺激に対する反応も反射的です。
このことを利用して、
感受性の高い皮膚に
小児用の鍼をツボに当てたり、
体表を撫でさすりする治療法です。
大人に用いる鍼と違い、
刺すことはありませんので、
痛みを感じることは
全くございません。
むしろ心地よい刺激により
心身共にリラックスできます。
小児はりは
関西、特に大阪を中心に
昔から盛んに行われており、
いくつかの流派はあるものの、
刺さない鍼で皮膚刺激をすることで
小児の様々な症状を改善してきました。
例えば
乳幼児の
- 疳の虫症(夜泣き、キーキー声を上げる、噛みつく)
- 消化器症状(食欲不振、便秘、下痢)
- 皮膚症状(乳幼児湿疹、アトピー)
学童期の
- アレルギー症状(喘息、鼻水、アトピー)
- ストレス症状(イライラ、チック、頭重)
- 夜尿症
などお子様の様々な症状に効果が期待できます。
治療時間と治療回数について
子供は陽気の塊です。
治療に対する反応も素早く、
乳幼児の場合、治療時間は5分ほどで終わることもございます。
反応が素早い分、元に戻るのも早く
治療間隔を短くし、回数を重ねないと
十分に効果が発揮しないこともございます。
当院では、小児はり回数券をご用意しておりますので
お気軽にお問合せ下さい。