ボディスキャンで深い眠りにつく

眠りにつく女性 健康・養生

豊田市の いっぽ堂はり灸院です。

 

ブログに訪問して頂きありがとうございます!!

 

身体は疲れているのに
なかなか寝付けない

布団に入っても
いろんなことが頭に浮かんで
眠りにつけない

寝つきが悪いという方は
頭のてっぺんから足の先まで順番に
意識を集中させていく
ボディスキャンを試してはいかがでしょう?

ボディスキャンはマインドフルネス瞑想の一種

マインドフルネスとは?

マインドフルネスとは
「今ここ」の現実に、リアルタイムかつ客観的に(評価をせずに)気づく」
ことです。

それはどういうことなの?

私たちの日常は、
数えきれないほどの思考で満ち溢れています。

しかし、その思考をしていることに気づいていることは
ほとんどないのが現実です。

本を読んでいるときに
「自分は本を読んでいること」
に客観的に気づきながら
読んでいる人はほとんどいません。

本を読んでいるのなら
それでもかまわないのですが

イライラしたり、不安になっていた李と
ネガティブな感情が起きているときには
なかなかその事実に気づけないと

ネガティブ感情に囚われて
周りが見えなくなり
ミスをしたり、感情を誰かにぶつけてしまったりと
あまりいいことはありません。

マインドフルネス瞑想は
この思考・感情に
客観的に気づきやすくなるのです。

感情と身体の関係

東洋医学では
心身一如と言って

心の働きが身体にも反映し、
また身体の不調が心にも影響を与えることを
前提としています。

現代医学でも
心身症などで心と体の関係に
注目されるようになってきています。

もともと感情は
外部環境に身体を適応させるための仕組みと
捉えることもできます。

大昔、敵に遭遇した時に
闘うか、逃げるかをしないと
生命に危険が及ぶため

自律神経やホルモン系で
それに適した身体になるよう
調節するわけです。

この身体に起きた変化に
怒りや恐怖という名前を漬けて
認識しているとも言えます。

つまり身体の変化を
敏感に察知できれば

自分の感情を
言語化して
認識しやすくなるのです。

ボディスキャンのやり方

座ってやることもできるのですが
頭のてっぺんから足の先まで
スキャンしているうちに
いつの間にか眠りについてしまうことが多いので

 

入眠時に布団の中で
ボディスキャンするのがおススメです。

身体の一部に
懐中電灯で光を当てていくような
イメージで、
光が当たった部分の感覚に意識を集中させます。

 

「かゆい」とか「張っている」とか
意識を向けている部分の
感覚を言葉にして気づきます

不快な感覚をキャッチしたら
濁った気は、
呼気と共に吐き
吸気でその部分に
清らかな気が入るイメージをします。

不快な感覚が
少しでも和らいだら
意識の集中を次の部分に移動させます。

不快な感覚が全く変わらなくても
2,3回の呼吸で
次の部分に意識を映します

これは不快な部分に執着しすぎると
「客観性」が薄れるからです。

 

2,3回の呼吸で
「いつもありがとう」と
身体の一部に感謝し
その場を離れます。

意識を移す部分は
必ず隣り合った部分にしてください

身体のあちこちを
とびとびにスキャンしていると

次はどこにしようかな?

と、余計な思考が出て来るのです。

意識を集中させる部位は
出来るなら細かくしていくほうが
いいようですが

 

まあ、あまりこだわらず、
順番にスキャンしていって下さい。

やってるうちに
いつの間にか眠りについていることも多いので

いつも頭からでなく

今日は右足の先からとか
やってみるのもいいですね。

おわりに

マインドフルネスでは
ネガティブ感情に客観的に気づくと
そのネガティブ感情は癒されるとのことです。

深い眠りにつけて
ネガティブ感情からも解放されるなんて

ちょっとやってみたくなりませんか?

 

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当院では純東洋医学的な治療法で不眠症にアプローチしています。あまりお薬に頼りたく...

 

 

 

 

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