足がだるい、
むくみが気になる、
足先が冷えてツラい
そんな症状でお困りの方は
ぜひとも実践してほしいことがあります
それは
足の指で地面をつかむようにして歩く
ことです。
まあ、そんなにガッツリやらなくても
全然いいんですが
ちょっと頭の片隅に置いておいてもらえば
少しは約二立つのかなと思いまして
もともと根がズボラなんで
大層な健康法とかは自分でもできないので、、、。
足の指を動かす筋肉は意外と長い
足の指を動かしている筋肉って
どのあたりから始まっているのか
ご存じですか?
足の甲や、足底付近にあるのかな
なんて普通は思いますよね。
もちろん細かい動きをするための筋肉は
甲や足底付近から起こっているのですが
大きく曲げる、伸ばすための筋肉は
実は膝の少し下あたり、脛(すね)の骨の裏から
始まっているんです。
むくみの原因のひとつが
筋ポンプ作用の低下にあるので
歩くこと自体がむくみ解消に役立つのですが
深層にある足指を動かす筋肉を
動かすことで
より血液やリンパの還流を促すことが出来るのです。

足底アーチによる衝撃吸収
歩行時に片足にかかる荷重は
ゆっくり歩いた時でも
体重の1,2倍はかかるそうです。
この衝撃を
足底にあるアーチ構造が吸収してくれているのです。
いわゆる土踏まずの部分です。
足の指とアーチになんの関係があるのかというと
足の指を背屈(上に向ける動き)すると
足底にある足底腱膜が巻き上げられ
アーチが高くなり
より衝撃吸収力が高まります。
足底接地時には、
アーチが基に戻ろうとする働きが
バネの役割を果たし
推進力となって、くれます。
この機構をウィンドラス機構というそうです。
外反母趾や偏平足などで
このアーチ構造が崩れていると
歩行時の衝撃吸収が出来ず
足のだるさの原因となります。
構造的な問題がない人でも
足の指を使わずに歩くと
同じようにだるさを感じるようになります。
足底メカノレセプターを刺激する
めまいっでも書きましたが、
私たちが目をつぶっていても
不通に立っていられるのは
内耳や手足から
位置や傾きの情報が入ってくるためです。
足底には
この傾きを検知する受容器である
メカノレセプターが
踵部、足指の付け根、母趾に集中してあります。
メカノレセプターは
圧刺激を脳に伝達し
小脳が抗重力筋の緊張バランスを制御し
倒れずに立っていられるようになるのです。
実はこの母趾裏にある
メカノレセプターを遣えていない
人が結構います。
自然に立った状態で
足の指が浮いている
浮き指の状態の人がいます。
こういう人は踵重心となり
立位姿勢を維持するために
上部胸椎付近から、
前に屈んだ、猫背の姿勢をとります。
この姿勢を維持する為には
太ももの前や、腰の筋肉を緊張させ
前に出た頭を持ち上げるために
首や肩の筋肉を緊張させる必要が出てきます。
つまり踵重心が
膝痛、腰痛、肩こり、首こり、頭痛
の原因となるのです。
このことから
母趾を使う事の重要性がわかります。
おわりに
人間の機能は
なかなか。よくできているものです
ちょっと足の指を使うことを
意識するだけでも
ずいぶんと違うものです。
文字道理
地に足を着ける
ことが
大切だというお話でした。
立った支正で、両足の接地感が均等でない感じがする方は
豊田市の鍼灸院、いっぽ堂はり灸院で
鍼灸治療を受けてみませんか?




経絡のバランスが整うと
身体の重心線が真ん中を通るようになりますよ~